こんにちは。
最近少し寒くなってきたので、体温調節での自己管理が大事になってきましたね。
皆さんご自身の体温って何度くらいか分かりますか?
私は半年前くらいまで35.3〜35.9度って感じで、ずっと35度台で、体温が低かったです。
健康的な方の体温が
36.5〜37.1度
と言われているので
自分は一般的に低体温(36度以下)と言われる状態でした。
今考えると
体温が低い時は
体や頭が重かったり、疲れやすかったり、湿疹ができたり
やる気が起きなくて頭が働かずダラダラ過ごしてしまう日が多かった様に思います。
今回は、これから寒くなってくる時期ですので体温を上げる方法をお伝えします。
体温を上げる方法①
人間の体で最も熱を生んでいるのが
筋肉です。
やはり、日中活動的に動いている方ほど体温は高まりやすいです。
よく20〜30分間程度のウォーキングをすると良いと聞きますが、
体(筋肉)が硬くなっていて筋肉が働きにくい状態での運動は効率的でないですし
血液の循環も悪いため、足はむくんでしまって体も疲れてしまう事で続かない事が多いです。
そこで大事になってくるのが
ストレッチ!
体温にストレッチ?
と思うかもしれませんが、ストレッチで体(筋肉)が柔らかくなるとそれだけでも血液の循環が良くなって代謝がよくなり体温が上がりやすくなりますし、ストレッチで整えた姿勢で動く事によって普段の生活上での代謝量も高まるので、より筋肉を使って体が温まりやすくなります。
①足の付け根のストレッチ
②肩周りのストレッチ
朝の活動開始前に、こんなストレッチがオススメです!!
体温を上げる方法②
次に体温を上げるのに重要な事は
背骨を柔らかくする事です。
特に背中の上の方の背骨ですね。
背骨の中には神経が通るトンネルがあって、そこには脊髄(せきずい)と言われる脳みそから繋がる神経が通っています。
そして、背中の上の方の神経には自律神経の司令塔があります。
背骨が硬くなると、自律神経の機能が低下して体温の調整がうまくいかなくなるんです。
また、自律神経の異常はあらゆる不調をきたしやすい為、何故か良くならない体の不調には背骨の運動が効果的ですね。
◆椅子に座っての背骨運動
①前に手を伸ばして姿勢を正します。
②顎を引いて、腕を前に伸ばしながら背中を丸めていきます。
③運動方法が確認できたら背中を丸める際に呼吸を合わせて、息を吐きながら丸めるように運動を繰り返します。
◆四つ這いでの背骨運動(cat & dog exercise)
①両手・両膝をつき、四つ這いになります。
②上を向きつつ背骨を反っていきます。
③下を向いて、おヘソを見つつ背骨を丸めていきます。背中を天井に突き上げる様に意識して行うとやりやすいです。
④運動方法が分かったら、反る時に息を吸って、丸める時に息を吐きながら行なっていきます。
◆立っての背骨運動(立位四股捻転)
①両足を開き、つま先と膝の方向が合っているを確認しつつ両膝に手をつきます。
②ついた両手の肘を伸ばしたまま上半身の重さを肩にあずけて、肩が耳に近づく様に開始の姿勢をとります。上半身の重さを肩にあずけれていないと背筋で背中が固まって、腰を回して痛めてしまう可能性がある為、注意が必要です。
③後ろを振り向く様に背骨を回します。但し、肘が曲がらない様に注意しましょう。
上の方の背骨はストレスや睡眠不足でも硬くなる事があるので、お仕事で疲れやすいとか熟睡できない睡眠が浅いという方も朝起きた時や夜の寝る前にやるのがオススメです。
体温を上げる方法③
やっぱり
食事ですね。
まず大事なのは体を温める食材を選んで食べる事です。
ごぼう、人参、れんこん、生姜など根菜類や玄米、赤身の肉や魚、豆類などが体を温めてくれます。
牛肉や豚肉はタンパク質を摂取できますが飽和脂肪酸も多く含まれており、
摂取に最も適しているのは鶏肉や魚、ナッツ類です。
勿論、白湯を朝に飲む、温かいものを食べるのもいいですね。
逆に体を冷やす、体温を下げる食材にも注意が必要です。
トマト、セロリ、レタス、キュウリなどの野菜、また果物でいうとバナナやパイナップル、スイカなどです
夏に取れる野菜などはカリウムや水分を多く含み、利尿作用(排尿促進)で熱を体外に排出してしまいますので、摂取し過ぎに注意が必要です。
また、内臓への負担を考えた食事をする事も大事ですね。
肝臓は体温を保つのに大きな役割を担っており、
暴飲暴食は内臓の機能低下を招き、肝臓機能低下から低体温を招きやすくなります。
更にアルコールは利尿作用がある為、排泄によっても更に体温低下しやすくなります。
更に、
皆さんがよく陥るのが
水の摂取のタイミングです。
食事中と食前後30分間は過剰な水分摂取をしてはダメです。
なぜかと言うと
消化酵素が薄まり、消化不良や消化時間の延長により内臓へのストレスが大きくなってしまいます。
内臓へのストレスは体温の低下を招きます。
体温が上がれば、筋肉の活動や内臓の活動が高まり、更に免疫機能も高まる事で体のあらゆる不調が改善してきやすいです。
まずはご自身の日常の体温を計ってみて、低体温の状態でないか見るのが第一歩。
試してみてくださいね。
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