長時間座っていると足が痺れてくる…。
座ってて足に体重が乗ってないはずなのに、なんでこんなにしびれるの?
正座してるわけでもないし…。
誰かこの痺れのワケを教えて(T-T)
でも大丈夫です!ご安心ください。
今回は、しびれの原因と対策についてお話していきます。
この痺れは何??
結論から言いますと
神経が押しつぶされている
のが原因です。
神経は、圧迫される(押しつぶされる)ことによって痺れてきます。
その神経が坐骨神経です。
恐らく、一度は聞いたことのある名前だと思います。
このブログを見てくださっている方の中にも、お尻から膝裏まで痺れてしまう坐骨神経痛でお悩みの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
神経は圧迫されたところから末端に向かって痺れてしまう性質があるため、お尻で坐骨神経が圧迫されるとそれより末端の部分、つまり股関節から足先まで痺れたり痛くなったりするという訳です。(もちろん圧迫の度合いによって痺れのひどさも変わってきます。)
???
それじゃあ、長時間座っている人全員が坐骨神経痛になるはずじゃないか。
痺れが出ない人だっているのはどういうことなの?
痺れが出る人と出ない人の違い
それは座り方にあるのです!
写真のような悪い座り方だと、骨盤が後ろに倒れてしまうため、ちょうど坐骨神経があるところに体重がかかってしまうのです!
それとは別に、もう一つ原因があります。
それは、梨状筋が硬い!状態になっていることです。
…梨状筋?なにそれ?
と思われる方も多いでしょう。
梨状筋は、ややマイナーな筋肉ですがこの梨状筋、普段の姿勢や体の使い方によって硬くなる人がいます。
しかも深層(奥のほう)についている筋肉なので触って確認することが難しく、凝り固まっていることに気づいてない方も多いんです。
そんな梨状筋がどこにあるかというと…
坐骨神経のすぐ真上なんです。(画像の中に赤く塗られている筋肉です)
要は、梨状筋が硬くなると、坐骨神経が押しつぶされて痺れてしまうという訳です。
このことを梨状筋症候群と呼びます。
「この状態のまま、悪い姿勢で座ることにより坐骨神経が更に圧迫されて痺れる。」
という経緯で症状が出てきます。
「座り方はそうでもないのにやたら足が痺れる…」
という方は梨状筋症候群の可能性があるというわけです。
まとめ
痺れは
・梨状筋が硬いと坐骨神経を圧迫してしまう(梨状筋症候群)
・その状態で更に、悪い姿勢で座ることで坐骨神経を圧迫するため起こる
この2つが主な原因です。
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当院でも、坐骨神経痛の方はいらっしゃいますが症状が良くなったと言ってくださる方がいます。
特に梨状筋は、私たち専門家でないと触ることが難しい筋肉なのです。
お尻だけでなく、あなたの姿勢や骨の歪みなど、「全身」を診ていきますので是非お任せください!!
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