こんにちは。
未病コンディショニングセンターのかっちゃんです。
最近、肩が凝って頭痛が出やすくなったと言われる方が多くなっています。
今回は肩こりが原因で頭痛が出ている方へ向けて改善するためのケアのポイントを紹介します。
Ⅰ、後頭部(頭と首の境目)をほぐす
後頭下筋群(こうとうかきんぐん)と呼ばれる小さい筋肉が頭蓋骨と首の骨を繋いでくれています。
この筋肉が硬くなると顎が上がって首の後ろの筋肉全体が張ってバチバチに!!!
目を使う時にもメチャクチャ働く筋肉なので、スマホやパソコンを使い過ぎる現代人には必須と言えるでしょう!!
Ⅱ、耳の下をほぐす
濃い赤色の部分が、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という耳の下の部位から鎖骨に向かう筋肉です。
ストレートネック、スマホ首と言われる様に現代病と言っても過言ではない首の状態。
この状態で後頭下筋群と引けを取らず硬くなって、頭痛や首の痛みの原因となっているのがこの筋肉。
スマホも勿論ですが、特に長時間パソコンへ向かってデスクワークの仕事をされている方に硬くなっている方が多く、座った時に頭が体より前に出ていて顎が上がっている方は要注意です。
Ⅲ、鎖骨の下をほぐす
肩こりで頭痛が生じる方は肩の上や首の後ろなどをマッサージされる方が多いですが、上記した様に日頃のデスクワークやスマホの過剰使用などで姿勢や首の状態が悪い方の場合、
『 巻き肩 』になりやすいという特徴があります。
巻き肩になると鎖骨の下や胸の部分が硬くなってしまいます。前の胸の部分には大・小胸筋、鎖骨下筋と呼ばれる筋肉があり、硬くなると猫背姿勢になって余計に背中の筋肉が硬くなり肩首の筋肉も硬くなってしまいます。
仰向けに寝た際に両肩の後ろがベッタリつかない人は『 巻き肩 』と言えますのでご自分でチェックしてみて下さいね。
要注意!!!
頭痛には脳腫瘍や脳血管障害による頭痛、また気圧性頭痛などマッサージが禁忌の頭痛もあります。
頭痛が生じた際はまずは専門家に診てもらう事をお勧めします。
気圧性頭痛の解消方法については、近々に専門の当院院長から解説がありますのでご期待ください。
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