皆さん、こんにちは!!
いかがお過ごしですか?
本日も未病コンディショニングセンターHARERU 下原店より健康情報をお伝えします。
『肩こりを引き起こす3つの不良姿勢とは?』
肩こりを引き起こしてしまう
良くない姿勢(以下、不良姿勢)のタイプについてです!
肩甲骨は腕を支えるだけでなく、身体重心のバランスをとるためにも
非常に重要な役割を担っています。
不良姿勢(悪い姿勢)を続けていると、肩甲骨周りの筋肉は
バランスをとるために筋肉がピンっと張っていて、硬くなっていることが多くあります。
これに対して
良く言われる肩甲骨回しなど、肩甲骨だけを動かしても
余計に筋肉を硬くする結果となり、
なかなか効果が得られにくい方も多いのです。
肩こりを引き起こしやすい
不良姿勢のタイプをいくつかご紹介します!
あなたはどのタイプ??
KENDALL:筋:機能とテスト–姿勢と痛み-,西村書店,2006参考
A: 正常
B: 反り腰 Kyphosis-Lordosis(後弯–前弯姿勢)
C: 背骨フラット・ストレートネック FLAT BACK(平背姿勢)
D: 骨盤が後ろに倒れている・ストレートネック SWAY BACK(後弯–前弯姿勢)
A: 正常
背骨というものは、大きく分けて首、胸、腰の3つに分かれています。正常な背骨とは横から見た際に、首の部位が前に、胸の部位が後ろ、腰の部位がまた前というように緩やかなS字カーブを描いています。
B: Kyphosis-Lordosis(後弯–前弯姿勢)
背骨のカーブが強いタイプ
首の背骨と腰の背骨が前に曲がり過ぎている、それに対して胸の背骨は後ろに曲がり過ぎている状態です。
骨盤は前に倒れ、膝から下の足がやや後方にひかれるため、膝の関節が通常より伸び過ぎている過伸展(伸びすぎ)の状態になる姿勢です。
⇒頚の後ろの筋肉と股関節前面の筋肉が短くなり、それらが常に張っている状態です。
そのため、筋肉由来の肩こりや腰痛を引き起こしやすくなります。
C: FLAT BACK(平背姿勢)
背骨のカーブが少なく、真っ直ぐした姿勢のタイプ
頭がやや前に位置し、胸の背骨上部で急にカーブし、胸の背骨下方・腰の背骨は真っ直ぐとした姿勢です。
骨盤は後方に倒れ、腰骨の前へのカーブが減少します。
⇒股関節前面の筋肉が伸ばされるために筋力が発揮しづらく、太もも後面の筋筋が短かくなって硬い状態になります。
このような方は首こり・肩こりを引き起こします
また、腹筋の力は比較的強く、背中の筋肉は弱くなりやすくなります。
D: SWAY BACK(後弯–前弯姿勢)
いわゆる猫背姿勢のタイプ
頭がやや前方に位置し、胸の背骨の後方へのカーブが大きく、腰骨の前方へのカーブが減少している姿勢です。
骨盤は後方に倒れるか、またはまっすぐをとります。
⇒太もも後面の筋肉、お腹の斜めの筋肉である内腹斜筋が短くなり、腰や背中の筋肉の活動も低くなり、
胸のあたり(いわゆる肋骨など)が硬くなりやすい姿勢です。
まとめ
このように不良姿勢でもタイプは様々で、
その方の姿勢観察を行った上で、
肩甲骨・胸周辺の関節機能をチェックしていく必要があります!
D:SWAY BACK (後弯–前弯姿勢)タイプの姿勢の方は
「私、前から反り腰なんですよね〜」
と、おっしゃる方も多くいますが、
「腰は反っていませんよ!」と伝えると
ほとんどの方がビックリされます!!
自分の体の感覚・イメージと
実際の自分の姿勢との誤差をなくすだけでも
効率性の高い動作に繋げやすくなりますよね!
未病コンディショニングセンターHARERUでその方の歪みをチェックし、
その方の症状に至る原因やストーリーを共有し
その方にあった施術・運動指導を行うことができます。
カラダのゆがみや不調に関してお悩みがある方は、HARERUへお越しください。
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