さぁ、皆さんも姿勢鏡の前で片足を2歩前に出して体重をかけてみましょう!!

意識して無理に真ん中に修正しないでくださいね。笑

内側に入った方の頭の中ではこんな考えが浮かんでいると思います。

「何で膝が内側に入るの?」

そんな疑問があると思いますので最後まで読むことをオススメします。

原因は【偏平足・梨状筋】

①なぜ、偏平足が原因?

 

今回の場合、動画の方は重度の偏平足でした。偏平足とは、簡単にいうと土踏まずがつぶれている方です。

通常は、体重はすねの骨の延長線上に真っ直ぐ体重が乗りますが、偏平足の方は土踏まずの部分に体重が乗っていってしまいます。

そうすると、足全体は連動しているので上図のように足→膝→股関節→背骨の順番に歪んでいきます。

図を見て頂くと、膝が捻れているのが分かりますか?

このように膝に雑巾絞りのようなストレスが掛かり続けると、軟骨同士がぶつかり合い「変形性膝関節症」となるのです。

ここまで読んで頂いた方の中に、「偏平足じゃないのに膝が内側に入る」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?

そう!膝が内側に入る原因は【偏平足】だけじゃないのです!!

②なぜ、梨状筋が原因?

梨状筋とは、股関節を安定させる上で重要なインナーマッスルです。

この梨状筋の下坐骨神経が通っていますが、先ほどの動画のように膝が内側に入ると股関節が内旋といって股関節が内側に回転します。

そうすると上記の画像のように、梨状筋が伸ばされることで坐骨神経を圧迫してしまいます。

確かに動作中の一時的なストレスではありますが、何度も股関節の内旋ストレスが掛かると、梨状筋が次第に硬くなり股関節の内旋動作がなくても坐骨神経を圧迫してしまい坐骨神経痛となります。

まとめ

今回、動画の方を例に片足に体重をかけたときに膝が内側に入る事の将来の危険性が分かったと思います。

では、それを防ぐためにどうしたら良いのか?(ハレルにご相談に来られたら早いですが笑)

お時間がない方や自分なりに予防は出来ないのか?とお考えの方もいらっしゃると思います。

その方法は、次回書きますね!

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