多発性筋炎とは

今回ご紹介するお客様は、もともと約10年前に国指定の難病でもある多発性筋炎と診断された方で、全身の筋力低下筋力低下に伴う姿勢の歪みで悩まれていた方です。

10年間いろんな病院のリハビリ、デイサービスでの筋力訓練等されていましたが、なかなか「杖が手放せない」、「背中が曲がったまま」、「寝返りや立ち上がりがしにくい」という悲しい状況でした。

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そんな状態で周りの方の紹介を受け、当店のホームページを見て来店していただいたところ、3回目で杖がとれ5回目には姿勢がまっすぐ保てるようになりました!

最近では「両手で荷物を持てるようになった」、「出かけるのが楽しくなった」と嬉しいご報告をいただきました!

画像を見ていただいても、1回目と3回目の姿勢の違いが、わかるかと思います。

治療内容は?

今回はこの方がどうのように姿勢を解消していったのかをご説明していきますね。

どんな施術をしていったのか?

まず問診でご本人様の症状の経過、これまでのリハビリの成果等をお聞きしました。

姿勢の歪みによっては問題が背中の関節にあるのか、それとも違うところの問題なのかがわかります。

側弯症 | 大阪・住吉区の整体「とも鍼灸治療院」(長居駅 徒歩3分)

この方の場合は、背骨の歪み骨盤の歪みからくる筋出力の低下がありました。

姿勢のチェックと歪みやすい動作の確認

次のチェックポイントはどんな時に背骨が歪みやすいのかを実際に動かしていただいて確認します。

まず動作や歩き方、立ち姿勢を動画で一緒に確認して自分の動きを自覚していただきます。

ここで動画や写真をを見て「私ってこんなに歪んでいるんですね!」と驚かれる方はとても多いです。

なかなか“自分の姿勢・動作を自分でみる”なんて機会はないですからね。

評価は?

この方の場合は「座った時間が長くなる時」「歩く時に背骨が歪みやすい」という特徴が見られました。

ここでお腹周りの筋力のテストをしました。

なぜなら背骨が歪む(=関節がズレる)と人の脳は「こんな状態で衝撃に耐えられない」と感じて力を出さないように筋肉に指令を出すからです。

筋肉が使えなることで体幹が弱くなり、余計に背骨が歪んでしまうという悪循環が起きてしまいます。

ですのでこの方の治療方針として、「背骨の歪みをとること」を最優先として当店で行なっております

背骨のコンディショニング」を行いました。(背骨の関節を1つずつ整える手技)

そうすることによって今まで脳が制御していた力が発揮できるようになり、より良い姿勢が保てるようになりました。

ですが…ここで注意点を

ただ背骨の歪みを戻すだけだとすぐに元の痛みが戻ってしまうので、この正しい関節の動きを覚えるための運動を行います。この動き覚えることは“脳の学習”というのですが、そこまでやらないと3日後から7日後にはもとの痛みが出てきてしまいます。

コンディショニングセンターハレル より

最後に

今回は「背骨の歪み」と「脳みそによって制御された筋力の低下」が原因になっておられました。

多くの方が勘違いしているのが「歪みは治らない」ということです。

猫背や反り腰、側弯などほとんどの背骨の歪みが後天的に起こったものです。

そこで大切なのが「なぜ歪んだのか?」ということです。

その歪んだ原因さえ突き止めてしまえば背骨はまっすぐになることがほとんどです。ただ歪んだ姿勢が長ければ長いほど戻りにくいのも事実ですので、早めに治す必要があります。

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